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2007.10.23

なんにでも歴史はあるものだなあ・・・

 認知症の義母を見ていて、いろんな疑問や問題が出てくるわけだけど、他の人たちはどうしているのかなあとググッてみる。
 そうすると、すでに認知症の親御さんを見送った人たちが自身の経験を後進のために赤裸々に綴ってくれているサイトを見つける。
 十人十色というけれど、いろいろな家庭があると思う。でも、共通していることは家族への愛と戸惑いと挑戦と絆だ。

 アルツハイマー型の認知症の場合、身体が元気だったら、それは長い間、病気と闘うことになるようだ。初期症状から末期症状へ至るまでの状態を綴ってくれていた方がおられたが、末期症状近くになるとそれはそれは大変なご苦労があったのだとわかる。
 それでも、人間の尊厳と人格を見守りつつ、「介護してあげている」思考から「介護させてもらっている」思考に変化していく様を書いておられて、頭が下がる想いだ。

 こうした、先人達の経験や苦労があって初めて、今の介護保険制度があるのだなあと思う。もちろん、まだまだ不備もあり、かゆいところに手が届く・・・とまでは行かないようだけれど、介護保険制度がスタートした頃から、認知症への世間の見方も少しずつ理解を深め受け入れられ始めているような気がする。一昔、ふた昔前に比べたら、今はずいぶんと介護もしやすい時代だなあと思う。

 実際に、経験者が「自分達のような大変な思いをする前に、これを読んで考え方を切り替えて欲しい」とか「介護は本当に大変だから、少しでも役に立ててもらいたい」と書いてくれた文章が、ずいぶんと役に立っている。
 何も知らずに直面したらパニックになるようなことも「こんなことがあるから」と知っていれば落ち着いて受け入れられることも多いのだ。
 見も知らぬ相手で、相手も自分のことなど知らないだろうけれど、どれほど「力」になってくださることか・・・と思う。

 こんな風にして、人というのは、一人ではないのだなあと思う。身近にいてくれる人、遠くで応援してくれている人、後進のために言葉を残してくれている見知らぬ相手。いろんな人に支えられて「生きている」のだなあと思う。

 明日は、脳神経内科の診察なのでバイトは休み。昼からは時間ができるので、自分の実家へ顔を出してこようと思う。 

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