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2008.01.09

で、義母の足は・・・

 土曜日の診察で、来週にでも血管外科を受診してと言われていたので、さっそく義母を連れて本日受診してきた。
 触診と問診のあと、血液の流れを検査する。(検査室へ入っていったのでどんな検査だがわからないけど)その後、さらにマイクを使って医師は足の血液の流れの音を聴いていた。サーッと音がしているのだけれど、その音が正常なのかどうなのか私にはわからなかった。
 医師の机の上には検査結果のカルテが置いてあったので、それを見ていると「右足 動脈狭窄の疑い濃厚」つまり血管の通り道が狭くなったりしているってことで・・・。「左足 動脈硬化の疑い濃厚」と書いてあった。
 週末にネットでぐぐってみたのだが、義母の症状は「閉塞性動脈硬化症」の症状と酷似している。ただ、足が痛い、むくんでいるで済ませていたら、確実に壊疽を起こして、切断しなくてはならないだろうということも、承知済みで受診したのだけど。
 医師の所見は、予測していたこととそう違わないものだった。このまま処置をせずにいれば、足の切断は免れなかったようだ。
 年齢と認知症・糖尿病・甲状腺という病気を考えると、手術は勧められないと医師は言う。 とりあえず、一日置きに血管を広げる注射を打ち、毎週診察を受けるように指示された。む~、毎週診察を受けなければならないほどの事態なのだなあ・・・。

 現状を淡々と語ればそんなところかな。
 まあ・・・。ずいぶん前から足のむくみも訴えていたから、内科医も私達も、お風呂は毎日と言わないけれどせめて3日に一度は入るように、入れない日は足湯だけでもするように・・・と、義母にも言い聞かせ、義父にも言ってきたけれど。
 「俺がするからかまわないでくれ。」と言う義父に任せてきてこんなことかと思うと、義父の老いも本当は相当のものなのだなと思う。

 どんなことも時間をかければできるのは義母だけでなく、義父も同じだ。
 私達がいる時だけでもとあれこれ手伝うが、若い分、動ける分、義父よりも早く正確にできるのは仕方がない。それを見て「俺にできるのはゴミ捨てだけか。」と落ち込みすねる義 父。
 さらに最近では物忘れがひどくなり、数日前に言ったこと、昨日あったこと、さっき言ったことも書き留めておかないと、何度も同じことを繰り返し聞く。
 義母への対応も毎日の決まったことはできてはいても、ちょっと変わった事が起こると「どうしてこんな対処をしたんだろう?」と首をかしげることが多くなってきた。
 それでも何とか自分でできることは自分でしよう、なるべく頼らずに頑張ろうとして一所懸命な義父を思うと、あれもこれもを義父から取り上げてしまうのは考え物と思ってきた。
 だから、とりあえず義父の好きにさせて、その隙間を埋めるように私達は行動をしてきたが、それもとうとう限界が来たみたいだ。特に義母の病気のことに関してはそう言っていられない所まで来ている。
 
 この半年。こちらがすること、進めることを、私達ができない時には義父にしてもらいたかったが、気が短いせいか自分も病気か何かで無理なのか、できた試しがない。
 思うように動けない自分に腹が立つのか、自分もこんなに頑張っているのに義母があっけらかんと人に頼り義父に頼り何もしないのが腹立たしいのか。最近、義父は怒っている時間が増えた気がする。
 せめて自分達がいる時はゆっくり休んでくれと言っているのに横から世話を焼いてくる。「お義父さんは我慢強いから何でも自分でしようとするけれど、大変な時は頼れるものに頼った方がいいよ。それが私達でも、介護サービスでもいいから、辛い時は頼るんだよ。」と言ってみても、頼ることがいやなのか頼ること自体が面倒なのか、なかなかそれもしない。
 少しでも義父の負担が軽くなるようにと、毎日晩ご飯の用意や義母の着替えやトイレの介助をしているのに、同じように引っ付いてきて世話を焼く。そうするとそんなところはしっかりしている義母が「嫁さんが来てしてくれてるのに、あんたが来ても怒ってばっかりで何にもならんから、あっちへ行っていて。」とか言う・・・_| ̄|○ それで、義父は怒ってしまって違う部屋で一人すねているのだ。

 まあ、ともかく。義父一人で義母の管理は無理だと、半年前から言っているのに手をこまねいている義父と旦那さん。どうしたものかと思案の最中、義母の足はどんどん悪化してしまった。
 まだ間に合うけれど、完治はしないことはわかっている。下手をすれば、あっという間にさらに悪化して、足の切断も現実化してしまうだろう。とにかく、こちらの方が重要課題だ。
 でも、義父も精神的にも体力的にも辛いに違いない。こちらも何とか本人が気持ちよく自分から行動を起こす方法はないかと模索してきたが、そんな猶予はなくなってきている気がする。

 目の前の苦痛やいやなことから逃げてばかりいた義母と義父。こんなふうにツケを払わなければならないことに、気がついていたのだろうか。
 わがままが過ぎるにもほどがあると、前々から思ってはいたけれど、この期に及んでも、まだ目の前のわがままで、本当にしなくてはいけないことを回避しようとするのにはびっくりしてしまう。
 もう、そういう段階ではないということを自覚して欲しいが、義父はともかく、義母には無理かもしれない。
 少しでも、本人の希望を多く叶えてあげたいが、命に関わることには断固「NO!」と言わなければならない時期に来たみたいだ。

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