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2008.06.15

温泉旅行~~~

   88歳の祖母もずいぶんと足が弱ってきた。家の中や庭で仕事をしたり移動したりする分には慣れた所だし、気をつけているので、あまり心配はないが、遠くへ行ったりショッピングセンターやテーマパークを当てもなくうろうろするには、ちょっと大変な様子。
 実家の父も癌が再発して、今、抗がん剤治療を受けている。CTスキャンの結果では徐々に小さくなっているらしいが、いつどうなるかわからない。
 義父も元気ではあるが、やはり義母を先に亡くした喪失感からか無気力が勝っていて、最近では朝昼は兼用の食事になってしまっていて、体力低下が心配。食事が2回ということは薬を飲むのも2回ということで、本当なら3回飲まないといけない薬が2回と言うことは・・・と、心配は尽きない。

 と、いうことではないけれど。程よく皆が元気で、一日くらい目を離しても大丈夫なうちにと、母と祖母と三人で一泊の温泉旅行に出かけた。
 こんなものは思い立ったが吉日、とばかりにあっという間に決まって、予約も取って、13,14日の一泊二日となりました。

 行き先は鳥羽。何故、鳥羽かというと宿泊先の旅館のチラシがタイミングよく新聞に折り込まれていたことと、遠くなし近くなし、ほんのり観光地の雰囲気を味わえて、なおかつ値段がリーズナブルって言う感じ(笑)
 実際、実家から鳥羽までは電車で待ち時間含めて1時間半くらいで行ける。これなら祖母も楽だしトイレの心配も少ない。(歳を取るとトイレ一つ行くのも一苦労なのだ(^_^;)
 で、鳥羽は割合近い観光地なので何度か行っているから、あちこち欲張って観光しなくてもいいし、その分、旅館で温泉とかゆっくり楽しめるだろうし。

Dsc02626 当日は梅雨にもかかわらず絵に描いたような晴天。特に予定もない旅でも雨降りと晴れじゃ気分も違うと思うので、お天道様に感謝。
 鳥羽駅に降りるとタクシーや遊覧船の客引きのオジさんやお兄さんが数人いて、改札から出て来る人を待ち構えている。そのうちの一人のおじさんが鳥羽湾めぐりはどうかね?と声をかけてきた。
 潮焼けしたいかにも海で働いているといった感じのおじさん。あんまり熱心にすすめてくれるし、鳥羽湾めぐりって言うのはしたことないし、今日は天気も良いし波も静かだというので、鳥羽湾めぐりをすることに決める。
 平日ということもあって、なんと、三人で貸切。小型のクルーザーを動かしてもらったけれど、この原油高騰の時期、なんとも贅沢というかもったいないというか。かえっておじさんに申し訳ないような・・・(^_^;)

 海はとても穏やかで、遠く愛知県の半島も見えた。風も気持ちよく、クルージング自体はそうびっくりするほどの物はなかったけれど、快適快適。途中横を通ったイルカ島では、ちょうどイルカショーがやっていて海からもそれを垣間見ることができ、ちょっと得した気分。イルカって思ったより大きいのね。おじさんの案内で鳥羽湾を巡る。このおじさん、見た目からは思えないくらい観光案内がうまい。このクルーザーで何百回となく同じ案内をしているんだろうなあ。よどみなくすらすらと案内してくれた。(一番上の写真は、飛島って言う島。)

 しかし・・・というか。鳥羽全体で思ったことは、鳥羽水族館やミキモト真珠島はまだしも他の施設や建物の古さというか寂れ方というかそういうものに哀れを感じたぞ・・・。
 一生懸命頑張っている人たちもいるから一概には言えないだろうけれど、正直建物のデザイン、看板や文字やディスプレイ。そういうものが1970年代頃のままなのはやっぱり痛い感じがする。それらが「古臭い」のではなく「懐かしい」になっていれば、鳥羽ももっと人が多くて賑わいのある観光地になっていたのじゃないかなあ・・・。

Dsc02628  「軽くお昼ごはんを取ろうと思うけれど、どこがおすすめですか?」と聞いたら、ミキモト真珠島の向かい側くらいにあるうどん屋さんを教えてくれた。
 「七越茶屋」と言ううどん・郷土料理のお店。伊勢地方へきたならば食べたいのは「伊勢うどん」。久しぶりに食べた伊勢うどん、うまし・・・。あのぶっとい麺。もちもちの感触、醤油のように濃い色のクセにあっさりとコクのあるたれ。おいしいなあ。
 大アサリの入ったうどんもあっさりの中に回の出汁がきいたおいしい一品でした。

Dsc02659  鳥羽駅まで戻って鳥羽一番街でウィンドウショッピング。おみやげ物やさんが満載のこのビルは真珠店や伊勢鳥羽の名産品とかが売っていた。
本真珠だとやはり高価だけれど、淡水パールは比較的お値打ち。組み合わせる素材で値段も破格の値となる。シルバーとあわせた指輪とかネックレスはたいてい1万円以下。多分、淡水パール自体の値段はそんなに高くないのだろう。
 私はスワロフスキーと組み合わせたストラップを購入。ケータイの色にもあっているし、誕生石のガーネットみたいな赤とパールの白のコントラストが気に入りました。
 母は本真珠の数珠を買っていた。やっぱり本真珠は輝きが上品だなあ。私は水晶の数珠があるから何本もいらないと思っているけれど、こういうのを見るとほしくなるじゃん(笑)

 そのあとコーヒーブレイクをして旅館へ向かう。旅館は「ホテルメ 湯楽々」。建物は古いんだけれど、こじんまりとして落ち着いた宿でした。スタッフさんは年配の方が多かったけれど、祖母や母のことを考えるとこのくらいの年齢層のスタッフさんの方がゆっくりと対応してもらえてかえって良かったです。(若すぎるスタッフさんだと気後れするみたい(^_^;)

 ここの温泉は源泉だそうで、地下2000メートルのところから沸いているらしい。地表の水が気の遠くなるような年月をかけて到達し、地熱で温められお湯になったその水をまたくみ上げているそうな。
 この温泉は「あわらぎの湯」と名づけられているのだけれど、「あわらぎ」とは、倭姫命が天照大神の御杖代として、大神を五十鈴の川上に祭ったあと、大神へ奉る朝夕供御の御贄所を定めようと志摩地方を巡行していた時、塩淡魚貝の豊かな島を見つけ、その島を淡良伎(あわらぎ)島(それが鳥羽地方なのだと)と名付け、それに由来した命名とか。
 そうか、倭姫命か。何気に選んだ宿で、そういうこととは全然関係ないところでもこの名前を聞くのだね。

Dsc02636  温泉は熱くなし、ぬるくなし。おまけに平日のおかげで宿泊客が少なく、貸し切り状態。ゆっくりゆっくり温泉を堪能できました。ジャグジーバスやサウナや露天風呂もありましたが、私的に感動したのは立ち湯。推進120センチの深さの広々とした湯船。たぷたぷと浮きながら浸かりましたよ。
 お料理は、祖母も母も私も昔のようには食べられないということで、コース的には一番安価なコースをチョイス。写真はマイフォト「おいしい」に載せてあります。
 もう少し値のいいコースを頼むとお刺身とかに伊勢海老とかあわびとかつくんだけれど、他の料理もボリュームアップしてしまって、絶対食べきれないと思ったので、「あわらぎ膳」のコース。これでもおかないっぱいで、いくつか残してしまいました。せっかく作っていただいたのに申し訳ない・・・。

 案内された部屋はオーシャンビューの部屋。窓いっぱいに鳥羽湾が広がっていた。キラキラと波がひかり穏やかでゆっくりした時間が流れていく。Dsc02652なんとも贅沢な気分。
 女三人でいろいろ話をして、ゆっくり温泉に浸かり、おいしいものをいただいてぐっすり眠りました。
翌朝も晴れ。とても素敵な朝日です。目を細めると太陽が丸いのがわかるけれど、私のカメラではそこまでは写せないなあ(^_^;)同じ日に二見浦からはダイヤモンド富士が写せたらしい。それほど良いお天気だったのだね。

 と、言うわけで、移動が少ないとは言え、やはり祖母には歩きが多いみたいで、ちょっとお疲れの様子。もう少し元気ならタクシーを使って朝熊山か二見浦くらいに行くつもりだったけれど、家に帰って疲労で寝込まれても困るので、物足りないくらいで帰るのも良しと午前中に帰途に着く。
 結局は温泉に泊ってご馳走食べて、だけの旅行になったが、もしかしたら女三人で行く旅はこれが最後かもしれないので、とても思い出深いものになった。三人で写っている写真は少ないけれど、今日行ったことは死ぬまで覚えているし、旅での出来事が少なかったせいでかえって鮮明に覚えていられる気がする。

 今回も親孝行させてもらえてありがたかったなあと、そんな風に思った旅行でした。最後にならず、また、行けたらいいなあと思っている。

Dsc02639 この写真はおまけ。宿の窓から見えた船。伊勢海老乗せて何の船なんだろうか・・・・?

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Comments

>小雪ちゃん
 本当にね、風が気持ちよかったです。水の上でゆったり揺れてこの風に吹かれたら、即行眠ってしまいそうでした(笑)

Posted by: 管理人 | 2008.06.15 at 11:03 PM

よいご旅行だったのですね^^

ゆったり、ゆっくり、のんびり。
私も母と二人で伊勢にいったとき、クルーズしましたよ
のんびりと島巡り、潮の香りが心地よかったです

親子三世代でゆっくりと楽しめて、ほんとによかったですね^^

Posted by: 小雪 | 2008.06.15 at 02:41 PM

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