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2008.11.25

講座 三日目

 今回の講座は、結局、風邪引きさんということで実習はパスさせてもらった。なので講義だけ。

 講義では、前回の実習のレポートを書いて、それを順番に発表する。今回の順番は私だったので「会話記録」と言うレポートを提出し発表した。

 私の担当させてもらっている高齢者の方は、とても静かな人で自分からおしゃべりをしたいタイプの人ではない。なので会話の量でいくと、紙に書いて普通に読むと3分~5分くらいのものだ。でも、時間は30分くらいかかっている。つまり、沈黙の時間が多いのだ。

 傾聴で留意しなくてはならない点に「沈黙の時間こそ、その方の本当の気持ちが表現されていることが多い」ということがある。

 沈黙の時間に、相手の方が見せる表情、仕草、そういうものに気持ちの端っこが現れている時がある。また、沈黙の間に部屋の様子や洋服の雰囲気などにも留意して、その方の本来の姿を発見することもあるそうだ。

 「沈黙の時間」にそこまでを読み取ることはまだできない。が、10畳ほどの部屋にベッド一つ、タンス一つ、二人用のリビングテーブルと寛ぐ用のリクライニングチェアが一つ。ベッドの上に小さめのテレビと施設の人と散歩に出かけた時の写真。後は趣味だったという書道の道具が少し。それだけしか、見た目にわかるものはない。
 小さな洗面所があるが、そこに飾られた花は先週も置いてあったものと同じ。ドライフラワーだったのか、生花が枯れてそうなったのか判断しかねる状態。
 実はそういう中から、その方の思いのカケラを集めて、その方に形にしてあげて、それを受け止める。そういう作業をしなくてはならないのだ。

 そういう点では、それらの作業がうまくできずに反省点が満載だったのだが「会話記録」は一応の枚数が決められているので書き切れなかった分も多い。
 けれど、相手の方との受け答えの仕方が良くできていると、反省点が自分で把握できているということが、評価を受けて、盛大に褒めていただいた。

 面映いことであるが、実はそれらの受け答えは、生前の義母との間に交わされた数々の会話があってこそのこと。後半、認知症でどんどん自分が崩壊していくことの不安や足の痛みのせいで繰り返された愚痴などを受け答えしていた経験があってこそできた会話なんだな。
 あの時、義母に接したことなどが、義母の思い通りではなかったかもしれないが、必ずしも間違いではなかったのだと、肯定してくれているような気がした。
 講義も折り返しを迎え、来週からはいろいろな病気や心理状態のことを少し詳しく学んでいくらしい。内容も難しくなりそうだが、くじけずに受けたい。

 日曜日に、おばさん(義母の姉)の家へ片付けの手伝いに行った。おばさんはまだまだ元気も良く、不安を抱えながらも希望を捨てずに頑張っている。そのせいか、おしゃべりも弾む人で、昔話などをすると一人でもしゃべっている。
 もちろん甥っ子とその嫁という繋がりがあるからだろうけれど、相槌しか打てないような間隔で話しが続く。傾聴を学びだしてから、特に高齢者の方と話をする場合は、相手の言葉を反復することを心がけているが、その隙が全然ない。

 講義のとき、「おしゃべりが弾まない方で、口数も少なく、し~~んとしてしまってどうしていいかわからないんです。」という受講者もいて、私の場合(相手の方との間で沈黙が多い)、「よく、そんな長い時間、黙っていることができますね」と感心される。
 けれど、もしかしたら、私はゆっくり話したり口数の少ない人よりも、お話し好きで矢継ぎ早に話をする人の方が、うまく傾聴できないのかもしれない。

Dsc02877  そんな感じで、3日目の講座を受けたのだけれど、実習へ行けなかったのは返す返すも残念・・・。やはり講義だけでは実感がわかない。
 失敗しようがへこもうが、実習を受けてこそ、と思う。うまくできなくてどんよりすることがあっても、次には同じ失敗はしないようがんばって・・・。
 後、三回の講座だけれど、くじけず最後まで頑張りたいなあ。

 で、全然関係ないけれど、紅葉の写真。曇り空だったので、写真ではきれいに見えないけれど。とてもきれいでした。久しぶりの友達の顔も見られたし良かったです。

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