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2008.11.16

講座 二日目

 「傾聴ボランティア 養成講座」の2回目。午前中は講義を受け、午後は実習を行う。
 今回は2回目ということもあり、前回の出来事を踏まえ疑問や改善点も確かめ合う。前回は第1回目ということで、参加された皆さんも戸惑いながらの実習だったみたい。
 中には「話すことなんてないから」と背中を向けられて、拒否感バリバリなクライアントさんもみえたようだ。そんな時はどうすればいいのかさっぱりわからないと言いながらも、担当した人は「少しだけお傍にいますが、よろしいですか?」と聞きつつ、しばらく時間を共有する努力をされたそうだ。
 クライアントさんの症状は様々なので、職員さんが付いて誘導する人もいたり、認知症で同じ話しをエンドレスでする方もいたり、はなから「もう帰ってください」と言われたりする方もみえる。
 それぞれ頑張ったものの、これで良かったのか?もう少し何かできるのではないか?と思いつつ、2回目の講座に出席していた。
 自然、質問も多く出ることになるが、指導してくださる方はご自分の経験談も交えながらアドバイスをしてくれるので、みんな「なるほど」と頷いていた。

 基本はやはり

 「相手に寄り添い、耳を傾けて聴く。」
 「励まさない。」
 「否定しない。」
 「問いかけない。」
 「同情しない。」
 「相手の言葉を反復しながら聴く。」

である。

 前回、自分が疑問に思ったことは「褒める」のはどうなんだろうと言うこと。
 「褒める」というのは「相手の話しを聞いて、すごいなあ、感心したなあ。」と思う「自分の感想」なのだそうだ。だから「ご立派ですねえ。」「えらいですねえ。」「すごいですねえ。」だけでは、相手の気持ちを受け止めたことにはならないと言うことになる。
 まずは「○○されていらっしゃるんですね。」「△△な努力をされてきたのですね。」と、相手の言葉を反復する。どうしても褒め言葉や感嘆する言葉が出てしまう時は、会話の流れで「○○されていらっしゃるんですね。ご立派ですね。」とか「△△な努力をされてきたのですね、すごいですね。」と続けるとベターということだった。
 それでも「相手のことを否定せずに聴く。」という観点から見れば、こちらが感心したり、褒めたりという「自分の価値観での感想」は控えるべきことのようだ。どうしても出てしまうときは「感嘆符」として表現すると良いとアドバイスがあった。ただ、その場合でも必ず相手の言葉を反復することは忘れないよう心がけるということだった。

 さて。今回の実習も前回と同じ方を訪問する。一回にお二人を訪問するのだが、今回は現場でちょっとしたイベントがあり、お一人がそこに参加されているので訪問するのは一人になった。
 前回に「話すことはないなあ」と言われた方で、お話し自体も自分から積極的にするタイプではない人だった。
 その方とは2回目だったが、今回あらためて思ったのは、人の話す「リズム」や「速度」、「間(ま)」は、人それぞれなのだなと言うことだ。あまり話し好きではない人の場合、沈黙する時間が多くなるのだけれど、もしかしてそれは「沈黙」なのではなく、その人の「間(ま)」なのかもしれない。
 特に初対面な相手に対してなら、警戒もするだろうし戸惑いも大きいだろう。そこで、雰囲気を感じながら、「間(ま)」をはかりながら話をするのこともあるのではないか。そう思うと、沈黙もあまり苦痛ではないように思う。

 今回はそんなことを感じながらの実習だった。来週はどんな講義でどんな実習になるのだろうか。あと、4回。頑張るぞ~。
 

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