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2013.03.14

夕方は下降気味

3月14日
 意識がしっかりしているときの父は、頭もはっきりしているので、自分の現状もよくわかるようだ。今、点滴の管がつながり、尿道カテーテルを施されている我が身をきっちり把握して、身動きできない状態であることも理解する。癌が脊髄を圧迫しているので、下肢もマヒしていることもわかる。
 わかるだけに、とてもつらく情けないのだろう。
父「こんなになったら働けない」
私「こんなになったら働けへんなあ」
父「いくつになっても働きたい」
私「男の人はいくつになっても働きたいと思うんやな。」
父「そうや、こんなになって、その人の気持ちはわかるけど。」
私「こんなになった人の気持ちはよくわかるんやったら、そういう人の話を聞く仕事はどう?」
父「そうやなあ、そういう仕事もあるわな。」
私「そういう仕事もあるな。自分がこんなになったんやで、そういう人の気持ちがよくわかるで、きいてあげたら、その人たち喜ぶで。」
父「そうかもしれへんな。」
私「そうやに。そやでもっと元気にならんとなあ。」
父「そうやけど、そういうのは理屈ではわかるけど、やっぱりいやや。」
そういって、父は泣き出す。
私「そう、理屈ではわかるけど、やっぱり嫌なんやな。」
父「いやや。」
そんなふうに、ぐずって、すねて、泣いている。
 どうしようもなく、聞くしかない。これが傾聴と理屈でわかっているけど、ちゃんと傾聴なんてできないなあ。それこそ、理屈ではわかるけど・・・だ。
 つい、励ましたくなる。つい、叱咤したくなる。がんばれと言いたくなる。

 

 今日は、午前中、知人も来ていたし、よく眠って疲れもなかったのか、始終機嫌が良かった。午後からもそれはある程度持続していたが、夕方ごろから段々と下降気味。
 ぐずぐずと、ずっとぐずっている。

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