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2013.03.16

再入院しました

3月15日
 前日、始終機嫌よく過ごした親父は、病院に戻るのが嫌で寝るまでずっと泣いていた。あまり泣きづめなのがかわいそうで睡眠薬を飲ませて眠らせたが、午前4時ごろに親父は目覚め、結局朝まで泣いて過ごした。
 朝、訪問看護師とヘルパーの人がやってきて清拭や再入院の準備をしてくれる。そのうち介護タクシーが到着して(このドライバーさんが俳優の相島一之さんに似ているので、一人でテンションアップ(^^;)ストレッチャーが運び込まれる。
 親父は再び、家を出て、入院した。病院へ着くと、なじみの看護師さんたちが口々に「お帰り~、またよろしくね。」とか「お家はたのしかった?また帰れるといいね。」とか言いながら迎えてくれた。
 主治医も夕方、顔を見せてくれる。主治医の顔を見るなり、親父は泣き出したが、それがなぜなのかはわからない。私と母は「たくさんの人のおかげで家に帰ることができました。滞在中はご機嫌で歌を歌ったり話をしたり、泣いたり笑ったり、感情豊かに過ごせました。それが自分たちの心の支えにもなります。ここに戻るのが嫌でずっと泣いています。」と話した。主治医は「帰れてよかった。痛みもコントロールできているようだし。また、帰れるようにいろいろ考えてみるから。」と言ってくれた。

 家を出る前に、訪問看護師の人も「うまく介護&看護できていたから、これならまた家に戻ることも可能かもしれない。今は介護保険をうまく使えば、お子さんのいないご夫婦でも自宅で過ごせる方も多い。」と話してくれた。
 自宅看護でも病院でもサナトリウムでも、一か月にかかる金額はそう変わらないような気がする。
 金銭的なことを言えばどこでも一緒だ。安心を買うなら病院だろう。緩和ケアを望むならサナトリウムだ。
 また自宅へ一時退院できる可能性は高いが、帰宅し再入院するたびに「もしかしたら二度と家に戻れないかもしれない。このまま死にたくない。ここにいたい。」と悲痛な思いを親父に抱かせるのが良いことなのか。
 何もかも横へ追いやって、一分一秒でも慣れ親しんだ自宅で、家族やご近所の友達、日常に触れながら毎日を過ごすことが良いのか。
 たとえば、親父が自宅を希望して帰ってきたとして、介護保険を使いながら、本当に母一人ででも親父を看護できるのか。
 

 何でも一人で決めてしまえれば楽なのかもしれない。母の気持ち、弟の気持ち、弟の嫁の気持ち、私の気持ち、私の家族の気持ち、そして当の親父の気持ち。そのどれを優先してどれを最重要視するのか。
 あんまりいろいろあり過ぎて、いろいろ起こり過ぎて、頭がパンクしそう。
 

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